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細井 えみか
コンセプト
"既知とそうでないもの”を主なテーマに鉄と異素材を組み合わせた彫刻作品や什器を制作。出展作品は例えばボルトやハンドルなど人によって目的や役割を与えられて作られた既製品を無意味化するために制作している。先入観によるイメージをくつがえすまたは違和感を持ってもらうことで目の前の物質的な存在に気付いてほしい。私の制作は見たこと、触ったこと、肌で感じたことのある気配など五感を通した情報により「知っている」と認識していることがどれほど真実味を帯びたものかを確かめる行為である。安心の出処を探すため日常生活にひっそりと存在している要素を掻い摘んでは 「これは何だったか」の記憶を辿る。
プロフィール
1993年生まれ。2018年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了。
現在は “既知とそうでないもの”を主なテーマに、鉄と異素材を組み合わせた彫刻作品や什器を制作。東京を中心に活動し、国内外での展示発表を行う。「sanwacompany Art Award/Art in the House 2023」入選。
主な個展に、2022年「BODYLESS body」(ESTHEROKADA ART GALLERY)、2023年「Lull itself」 (Bohemmian’s Guild CAGE)、グループ展には、2022年「困らせる糸鋸」(クマ財団ギャラリー)などがある。 2023年TBSドラマ「18/40 ~ふたりなら夢も恋も~」作品協力。
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